【個人情報保護】ケシポンのレビューと口コミ、100均のスタンプを比較!書類やシールのシュレッダーがめんどくさい人は見て

ケシポン口コミレビューためになる小ネタ

ネットショップやメルカリなどのフリマアプリで売買するのが普通になっている今。配達伝票には名前や住所などの個人情報が載っていますが、1回ずつシュレッダーにかけるのってめんどくさいですよね。

最近の個人情報は小さめのシールになっていることもあり、シュレッダーにうまく入っていかずイライラすることも…。

めんどくさがり屋でずぼらな私はついにテレビで話題になった宛名消し文具「消しポン」を購入!実際にきちんと個人情報を保護してくれるのか、商品レビューを紹介します。

目次

書類やシールのシュレッダーがめんどくさい!

私はネットショッピングやフリマアプリの愛用者なので、物を売ったり買ったりするのが日常茶飯事。でも商品が届くと同時に必ず配達伝票が付いてきて、しかも裏がベタベタするシールだったりするんですよね。

家のシュレッダーに入れようとしてもなかなかスッと入らないし、せっかく入ったと思っても廃棄の際に中を見ると、結局は裁断されていないままということも多々ありました。

このシール伝票は厄介だなと思ってしまった私。そんな時「めざましどようび」で、たまたまケシポンを目にしました。

「めざましどようび」や「アッコにおまかせ」で話題のケシポンとは

テレビ「めざましどようび」では女優の広末涼子さんに、「アッコにおまかせ」では歌手の和田アキ子さんに紹介されて話題になったケシポンは、世界中に累計2,000万個を出荷したという今大人気の商品です。

ここではその特徴を詳しく見ていきましょう。

プラス株式会社(PLUS)の個人情報保護スタンプ(宛名消し文房具)

ケシポンPLUS
(引用元:プラス株式会社

ケシポンは、大手文房具メーカーのプラス株式会社が2007年に発売したセキュリティ用品の一つで、個人情報が記載されている郵便物などを安全に処理するための「宛名消し文房具」です。

これまで個人情報は地道にはさみを入れて処理したり、シュレッダーで裁断するのが一般的でしたが、スタンプ式で「ポンと押すだけで個人情報を隠す」といった簡単なのに斬新なアイデアが目新しく、今では個人・法人ともに爆発的な売上げを見せています。

アルファベットが縦、横、斜め向きにごちゃごちゃと印字されているので、もとの内容を即座に隠し、見えなくさせるのが特徴です。

(引用元:PLUS株式会社)

見ようと思えば見える気もするけど…どうなのでしょうか。くわしくは後述します。

大きさ(幅)は様々でスタンプ、テープ、ローラータイプがある

PLUS(プラス)が開発したケシポンは、大きめの宛名ラベルがに対応した5.5㎜幅のワイドなスタンプタイプのものや、一見修正テープのような4㎜幅のテープ式のもの、コロコロ転がすローラータイプのものなど、幅や大きさは用途に合わせて様々です。

中には段ボール箱を開けるオープナーが付いているものもあり、テレビでも紹介されていました。くわしい種類については後述します^^

顔料系の油性インクなので耐水性があり落ちにくい

最近の配達伝票はラベルシールになっているものも多く、つるつるした紙に個人情報が載っていることも珍しくありません。

個人的には光沢のある紙にスタンプを押すと、インクがこすれて印字が伸びしまうイメージなのですが、ケシポンのインクは耐水性、耐光性、耐薬品性に優れている顔料系の油性インクが使用されているとのこと。

そのため表面がつるっとしているレシートや、公共料金が印字されていて3枚くっついている(見開き?)厚めのはがきでも問題なしです。

多少の水などではこすれたりせず、しっかりと個人情報を保護してくれるので安心ですね

販売店は東急ハンズやロフト、ヨドバシや楽天、Amazonなど

ケシポンの販売店は、東急ハンズやロフトなどの雑貨店やヨドバシカメラ、ビックカメラなどの家電量販店、本屋さんや文房具店、楽天市場やAmazonで取り扱っています。

ケシポンのメーカーであるPLUS(プラス)というお店があるわけではないので注意しましょう。

PLUS(プラス)株式会社のケシポンの種類と値段

ケシポンの種類と値段を簡単にまとめてみました。

なお、値段は2022年10月現在のプラス株式会社の公式サイトに記載されているものなので、他店と違う可能性があります。

ローラーケシポン:990円

ローラータイプのケシポンのスタンダードな商品です。段ボールのようなデコボコした面や曲面にも使用できるのがポイント。

幅は26mm、本体価格は990円です。捺印距離は約50m分(800回捺印相当)、カートリッジの値段は660円となっています。

ローラーケシポン ワイド:1,650円

同じくローラータイプのケシポンのワイドサイズ版。

幅5.5mmで本体価格は1,650円、カートリッジは902円です。捺印距離は約50m分(800回捺印相当)となっています。

ローラーケシポン スティック:660円

こちらはローラーケシポンのレギュラーに比べると、大きさも小さめで印字面の幅も15mmと狭くなっています。捺印距離は約20m分(300回捺印相当)です。

持ち手が細めで握りやすいので、まずはミニサイズで試したいという方にぴったり。本体価格は660円、カートリッジは484円です。

Chino

カラフルで可愛い!

ローラーケシポン 箱用オープナー:1,100円

底の部分に宛名隠しスタンプがあり、上部にはロック機能のついたギザギザの刃がついているため、段ボールのガムテープなどをカットすることもできるケシポン箱用オープナー。

本体価格1,100円で幅は26㎜、約30m分(500回捺印相当)あります。こちらは使い切りタイプなので、カートリッジの生産はありません。

事務作業でよく段ボールを開けることがある人には一石二鳥のアイテムです。

両面テープケシポン ダブルガード:550円

ケシポンシリーズの中でもセキュリティレベルが強い「両面テープ」タイプ。テープ幅は15㎜、本体価格は550円、テープの長さは12m。カートリッジは418円です。

スタンプで宛名を隠したあとにさらに紙を折ることで、無理矢理開いた場合は破けてしまうという仕組みとなっています。ちゃんと考えられてるな~。

早撃ちケシポン:1,100円

こちらは1回スタンプを押すごとに中で印面がくるっと回転する方式で、連続1,000回押してもインクにムラがないという優れもの。

定期的に大量に溜まった個人情報を一気に処理する人におすすめです。W38×H13mmで、本体価格は1,100円、カートリッジは484円です。

早撃ちケシポン ワイド:660円

こちらも連続で1,000回早撃ちができるシリーズで、横幅がレギュラーよりも2倍ちょっと大きいワイドサイズになっています。W70×H24㎜で本体価格は660円、カートリッジは484円。

せっかく何度もポンポンできる構造なので、宛名を隠す時は1枚のラベルに対して何回か打ってみるのが良さそうです。

1行ケシポン:451円

一見文字を修正する際のホワイトテープにそっくりなのですが、こちらはテープタイプのケシポンです。

たとえば「全部を消すのではなく5文字だけ消したい」「1行目だけ隠したい」など、ピンポイントで個人情報を保護したいときにおすすめです。

幅は4mmと5mmがあって、テープの長さは8m。本体価格451円で、交換テープは264円です。

ケシポンの口コミ!うまく消えない説もある?!

ケシポンの口コミを見てみましょう。

ダンボールカッターと個人情報保護スタンプの機能がドッキング。お届け物の開封からダンボールを畳むのが楽になり、個人情報も簡単に見えにくくしてくれるので、とっても便利です。可愛い形なので、息子が1人でても使いたがるのですが、ママのいない時には絶対に触らない約束をしています。小さいお子さんがいらっしゃるお家では管理にご注意です。

Instagram

今までケシポンのローラータイプのワイドを使ってたけど、スティックタイプにしたらamazonの荷物の宛名にジャストフィットでとても使いやすかった。

(Twitter)

簡単に個人情報を破ることができるスタンプ「ケシポン」使ってみればみるほど便利!本当にオススメです!

(Twitter)

ケシポンが欲しいと思いはじめてから数年経ってやっと昨日買ったんだけど、使ってみたらすごい便利で、ローラー型でコロコロするのも楽しくて感動したのでつい仕事の日報にかなってしまった。

Chino

良い口コミが圧倒的!

Fumi

でも次の口コミ見て。

ケシポン確かに簡単に消えていいんだけど、たまに明らかに消えない印刷物あるんだよなぁ。

Twitter

賞状、結局ケシポンでも名前が綺麗に消えないので、名前のとこだけびりびり破ってシュレッダーすることに。 あとは紙ゴミ。に見せたい?と考えたらそこまでしたくないと思ったので、思いきってみた。

Twitter

ケシポンに関して、ほとんどが良い口コミばかりだったのですが、たまに消えないという意見もありました。

実際に消えないのか、いろんな紙で実験してみたので、下のレビューをご覧ください^^

【レビュー】個人情報はケシポンで消える?試してみた

前項で、ケシポンはたまに消えないという口コミがあったので、本当に消えるのか試してみました。

私が買ったのは、1行ケシポン。

主に配達伝票のシール版を消す目的だったので、幅4ミリの狭いものにしてみました。

値段はケシポンシリーズでも最安の451円なので、手が出しやすかったです。

ネコポスの宛名シールラベルの印字を消してみた

メルカリでもよく使われるけれど、届いた後に剥がしにくくて面倒なのが、ネコポスやゆうパックの宛名シールラベル。早速ケシポンで宛名を隠してみます。

おお~!1回ビーっと引いただけでもいい感じに消えました!いろんな角度から見たけど大丈夫そうです。爪でこすってみたけど剝がれずらそうな感じがします。

ゆうパケットの宛名シールラベルの印字を消してみた

ゆうパケットの宛名シールの印字もケシポンで消してみました。

これも消えましたが、一回ビーっと引いただけではケシポンのインクの隙間から文字が見える感じがあるので、2回消さないとダメそうです。

Fumi

隠す範囲が広いからワイド型が欲しくなった!

レシートの印字を隠してみた

最後はレシート。クレジットカードやポイントカードの情報が載っているので、心配な人もいますよね。つるつるした紙ですが、うまく消せるでしょうか。

レシートの印字面も問題なく消せました。

ケシポンと100均(ダイソー)の個人情報保護用スタンプを比較!

ケシポンに似た「個人情報保護用スタンプ」が100均にも売っていたので、ケシポンと比べてみました。

100均の個人情報保護用スタンプ(ダイソー)

百均版ケシポンは、サイズは3センチ~4センチくらいでコンパクト。ローラー式で数字が印字されます。

Chino

数字を隠すときに良さそう!

速乾性があるのはケシポン、インク式は手が汚れるかも

100均のスタンプは、力加減によってインクの付きににムラがある印象です。ただ濃く消されるに越したことがないので、そこは問題ないはず。

ただテープ式のケシポンと比べると、100均のものは押した直後に触ってしまうと手が汚れてしまうので注意する必要があります。

仕上がりはケシポンのほうがきれい

ネコポスの宛名シールをケシポンで消した写真と、100均のスタンプを使用した後で比べてみました。

ネコポス宛名ケシポン

1枚目のケシポンのほうが仕上がりがきれいですが、宛名シールを消す場合隠すパワーとしてはそこまで大差はなさそうです。

ちなみにメルカリで買った「パンツ」って子供のズボンのことですからね!

Fumi

なんの心配。

書類の印字はケシポンのほうが隠せる

支払い伝票など、書類の印刷物の場合ではどうでしょうか。こちらの伝票で試してみます。

1行目をケシポン、2行目を100均のスタンプで消してみました。

ケシポンのほうは結構消えている感じがわかりますが、ダイソーの方はインクにムラができ、書類を傾けるとうっすらと「3本」の文字が浮き上がって見えていました…。

水に強いのはケシポンのほう

書類が水に濡れてこすれた場合はどうなるのか試してみました。

上は100均のスタンプで、下はケシポンで隠していましたが、なんと上の100均スタンプの方は、隠れていた文字が浮き上がってきたという結果に…。「郵便」の文字がはっきり見えちゃっていますね。

ちなみに宛名シールの方が水に濡れてこすれた場合は、100均のスタンプのインクだけでなく、シールのインク字体もこすれて消えてしまいました。

唯一ケシポンだけが残っていますね。耐水性があるのはケシポンということがわかりました。

ケシポンでうまく消えない時の対処法

見る角度や印刷物によっては、うまく消えない可能性も否めないケシポン。しっかり個人情報を保護するには、念には念をで以下の2つをおすすめします。

何度もケシポンを重ねる

たった1回のケシポンでは、インクの隙間からなんとか個人情報を読み取られてしまう可能性もあるので、何度もケシポンを重ねて使用することをおすすめします。

それを考えれば、幅が狭いテープタイプではなくワイドタイプのスタンプまたはローラー式の方がやりやすいかもしれません。

書類の場合は黒ペンで塗りつぶしてからケシポンで蓋をする

書類の場合は、最初に黒の油性ペンで個人情報を塗りつぶした後にケシポンで隠すという方法がおすすめです。

これなら、角度を変えても全く見えません。実際に私もやってみて、とても安心感がありました。

個人情報の管理は自己責任、ケシポンはとても便利!

郵便物の個人情報は、自分でしっかりと処理しないと危険な時代。1回ずつシュレッダーするのが面倒な人にはケシポンがとても便利です。ぜひ試してみてくださいね!