ランドセルを背負って2年半になる娘。今更ですが、ランドセルの代わりにランドセル型リュックであるrakusack(ラクサック)に代えてみました。
ラクサックは口コミが良いことで知られるリュックですが、実際に代えてみて何が良かったのか、子供の生の意見・感想と、親から見たリアルなメリット・デメリットを紹介します。
目次
ラクサックの無料貸し出しを試してみました!
rakusack(ラクサック)は、株式会社フットマークが販売元のランドセル型(代用?)リュックです。無料貸し出しサービスもあるので、早速低学年向けのラクサックジュニアを試してみました。
ラクサックというリュックの特徴やレンタルの流れ、ランドセルとの比較をまず知りたいという方は、以下の記事を読んでいただけたら嬉しいです^^
【ラクサックの特徴】口コミと貸し出しの流れ、ランドセルとの重さなどの比較
電話申し込みから2日目に到着
ラクサックの貸し出し申し込みは、公式サイトやフットマーク楽天市場店のサイトから、電話かメールで申し込みます。
私は電話で申し込みをしましたが、その2日後にはもうリュックが到着しました。結構な遠方なのに、速達で送ってくれたのでしょうか。とてもありがたかったです。
なんと新品タグ付きで届いた
無料貸し出しと聞くと、中古品が来ると思いますよね?そんなことはない?メルカリとかのやり過ぎでしょうか(笑)。
私は中古慣れしているせいか、きっとレンタル専用のラクサックがあって、わりと使用感があるものが送られてくるイメージだったのですが、なんと到着したのはタグ付きの新品でした。


ラクサックと一緒に、商品の説明用紙とアンケートも同梱されていました。
貸し出し利用者限定の割引クーポンも入っていた
一番「へ~!」だったのが、貸し出しをした人限定の割引クーポンが入っていたこと。新品なら10%オフ、貸し出し品をそのまま購入する場合は15%オフで購入できるようです。

そのまま購入する場合のクーポンの使い方は後で紹介します^^
到着してから約1週間学校に持って行った
担当の方によれば、ラクサックは「到着後1週間使ってからの返却で良い」とのことでした。もちろんタグを切って(取っておいて)学校に持って行くのもOK。
公式サイトなどでは「1週間以内に返送してください」と記載があるのですが、厳密な規定はないので多少過ぎても罰則があるわけではないとのことです。
うちの場合は金曜日に到着したので、翌週の月曜日から金曜日までの平日の5日間、学校に持って行くことになりました。初日は「緊張する~!」と言いながら出かけた娘です。写真はちょっと曲がっているけど(笑)。

ランドセルの中身をそのまま入れてもまだ入る容量
ラクサックは革の分厚さがないせいか(ポリエステル製)、ランドセルよりコンパクトに見えるのですが、ランドセルの中身をそのまますっぽり移してもまだまだ余裕があります。
うちはラクサックジュニア(小)を借りましたが、なんの問題もありません。

約1週間使ってみた娘の感想
約1週間はあっという間に終わり「明日ラクサック返すよー」と娘に言ったところ「え~ヤダ~。せっかく快適だったのに!」の一言が!
それもそのはず、この5日間「重さがランドセルと全然違う!」「走れる!」「ラク~!」しか聞かなかった気がします。
これまで「重すぎ…」「疲れた…」「重くて学校行きたくない」が多かった娘から、こんな言葉が出るなんて私もびっくりしました。完全なる「ランドセル症候群」だったわけです。
返送方法は何でも良し、最安でOK
ラクサックの返送方法は何でも良しとのことなので、めちゃくちゃ小さくたたんで返却しようとしていた私。貸し出しサービスは無料ですが、返却時の送料は自己負担なんです。
ただ、娘がラクサックを絶賛してるから…。「1個買っておいてもいいのか」となりました。
担当の方に連絡し、購入の意思を伝える
早速、ラクサック貸し出し担当の山田さんという方に再度連絡をし「この商品をこのまま買います」と伝えました。
すると振込先をメールで伝えるというルールのようで、メールアドレスを聞かれます。数時間後にメールが届くので、振込先のみずほ銀行に向かいました。もちろん代金は15%オフの割引後の金額です。
代金を振り込み、購入完了(手数料は自己負担)
特別、今すぐに振込みをと催促されているわけではないですが、やるべきことは早く済ませたいタイプなのでその日に振込を完了。
振込手数料は自己負担となりますが、返却したらもっと金額がかかるだろうし、ここはケチるところではない。これでラクサックは娘のものとなりました。チャンチャン♪
ランドセルカバーをラクサックにつけてみた(市販のではない)
ここで必要なのが、ランドセルカバーならぬラクサックカバー。
市販のラクサック用カバーもフットマークで販売しているのですが、なにせ色のバリエーションが少ないので、フリマアプリでハンドメイドで作ってもらうことにしました。
これがまたユニコーン入りで可愛いんです!!


カバーを付けるとまるでランドセルのように見えますよね☆
ラクサックを試した結果、子供が感じたリアルなメリット
ここでは、ラクサックを試した子供が感じたリアルなメリットを紹介します。
ランドセルより柔らかくて軽いので肩や首、腰への負担が減った
これまでのランドセルだと本体自体が重いし硬いしで、肩ベルトや腰部分が硬くて体に食い込み、真っ赤になってしまっていた娘ですが、ラクサックは軽いし肩ベルトは柔らかいので負担がぐっと減ったそうです。

ランドセルとの重さや構造の比較に関しては、以下の記事を参考にしてください^^
【ラクサックの特徴】口コミと貸し出しの流れ、ランドセルとの重さなどの比較
ランドセルが重いから学校に行きたくないと言わなくなった
先ほどもチラッと触れたのですが、以前の娘ならランドセルが重すぎることが理由で「学校に行きたくない」「行くまでが大変」「面倒」などとよく言っていました。
ただ今回ラクサック通学に変えてから、重さが理由でどうこう言うことがなくなりました。
祖母や私の兄弟に「今の小学生ってランドセルが相当重いんでしょう?」と心配されても「リュックにしたから全然大丈夫なんだ!」なんて言っています。
なんでリュックなの?と聞かれたのは2日だけ
実は娘が一番心配していたのは、周りから珍しい目で見られることでした。「ランドセルは嫌だけど、みんなと違うリュックにするほうがもっと嫌」と最初は言っていたくらいです。
でも「1日だけやってみよう?」と私がなんとか背中を押して送りだしたら、実際に「なんでリュックなの?」と聞かれたのは最初の2日くらいだったそう。それも「聞かれるのが嫌だから自分から変えたんだよ~と言ってみた」とのこと。えらいぞ娘!
先生や友達にリュック軽そうでいいねと言われた
「なんでリュック?」と言う質問よりも、最近は「軽そうでいいねって言われた!」と喜ぶことも。きっと「ランドセルやめたいけどやめるのがこわい子供」が、実はたくさんいるんだろうなと思います。
親が感じたリアルなメリット
ここからは、親である私が感じたリアルなメリットの紹介です。
ランドセルより子供の身体の負担を軽減できる
さっきから何度も言っていることなのでしつこいでしょうが、やっぱり我が子の身体の負担を少しでも軽減できたのは大満足です。
体にフィットする構造だったり、中身が動かないように固定ベルトがあるのも親としてもありがたいと心から思います。



子供が軽いと言って喜ぶ姿が見れる
子供の身体の負担を減らしたことで、子供自身が「軽い~!」と喜んでくれるのも親が感じるメリットです。やっぱり子供には笑っていてほしいですよね。
ランドセルより安く買える
ランドセルより安く買える(定価9,900円)のもメリットです。
最初からランドセルにしておけばもっと安く済んだのに…と思いますが、新1年生=ぴかぴかのランドセルというのも憧れなのでしょうから、良かったことにしておきましょう!
親が感じたリアルなデメリット
次に、私が感じたリアルなデメリットです。
周りがランドセルなので最初は勇気が必要
これも先ほどとかぶりますが、うちの子の小学校では9割の子供がランドセルなので、やっぱり最初はかなりの勇気が必要だと思います。
娘は周りの反応を気にするタイプなので、乗り気じゃない子供を説得させて試しに使わせるというのも、こっちとしてもなかなかつらいし心配でした。
ただやってみないことには軽さがわからないから、仕方ないですよね…。
カラーバリエーションがランドセルよりも少ない
今のランドセルはカラーバリエーションが豊富ですが、ラクサックは色が限られています。
王道の赤やピンク、水色、パープル、黒はありますが、それでもランドセルとは発色が違うので「このピンクじゃないんだよ~」と違和感があることも。
この中から決めるしかないというのはデメリットかなと思いました。
市販のランドセルカバーだとサイズが合わない
これまでランドセルに使っていたお気に入りのカバーだと、サイズが大きすぎてラクサックには使えません。そのため市販のランドセルカバーではなく、ラクサック用に作ってもらうか、自分で作るか、ラクサックの専用カバーを買うかの3択です。
おすすめはランドセルカバーをハンドメイドしている方に作ってもらうこと。私は今回そうして大満足の結果でした。

ちなみにラクサックは2回目の貸し出しも可能だった!
ラクサックの貸し出しは1回につき1点ですが、なんと「赤色も見てみたい」と要望を出せば、1つ目を返却後に赤色をレンタルすることもできることが判明。
今回、ラクサックに新色の水色が出るとのことなので「水色も見てみたい気がするんですけど」と電話で伝えたら「まだ入荷まで日にちがかかるのですが、待っていただけるなら貸し出しは可能です」と言ってもらえました。
たとえばラクサックの中高生向けリュックの場合、種類がいくつかあるので「プレミアムがいいかな~オリジナルかな~」など悩む方って多いと思います。そんな時は遠慮せず、複数借りて子供に試させてみるのもありですよね。
ランドセルの代わりになるランドセル型リュックの有名ランキング
最後に、ランドセルの代わりになるリュックの代表を3つ紹介します。
1位|ラクサック(フットマーク株式会社)

今回私が購入したのはこれです。工夫された構造と、無料貸し出しサービスがあるのが一番の決め手でした。重さは830gから。
【ラクサックの特徴】口コミと貸し出しの流れ、ランドセルとの重さなどの比較
2位|RD-24(ダイワホーサン)

とにかく丈夫なのと、6年間の補償がついているランドセル型リュックです。重さは990gから。
3位|NuLAND(ニューランド)合同会社RANAOS

ニューランドは動物の皮革ではなく、循環型リサイクルポリエステルで作られています。ほぼランドセルと同じ見た目ですが、重さは896gから。地球にも子供にも優しいランドセルになっています。ただ値段は33,000円と高いです。
脱ランドセルならラクサックが断然おすすめ!
今回ラクサックを試してみて、子供が感じている負担を減らせて本当に良かったと思いました。同じように脱ランドセルを考えている方は、ぜひラクサックを試してみてくださいね。
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