冬になると不安になるのは、子供のスキー授業にかかる金額。スキー用具って全部揃えると数万円。ひとり親にはかなりきついものです…。
ただ、ひとり親には「就学支援金」のほか「体育実技用具の現物支給」が受けられます。とは言え、一体どんなスキーが配られるものなのかすごく気になりますよね。そこで、シンママの私が実際に支給されたスキーを公開!ぜひ不安を払拭してくださいね。
目次
就学援助でもらえるスキーは中古?新品?教育委員会に聞いてみた
市からもらった「就学援助のお知らせ」のプリントによれば、体育実技用具の項目で「スキー用具の現物給付」と記載があります。ありがたいけど、でもボロボロの使い古したダサいスキーが回ってくるのかも?という不安がよぎった私。
周りのお友達は綺麗なスキー板なのに…と娘がみじめにならないか心配なので、教育委員会に電話してどんなものが支給されるのか問い合わせてみました。

学校に前もって言えば、どんなスキーをくれるのか見せてもらえるのかな…。
衝撃!支給されるスキー用具はすべて新品だった!
教育委員会に電話したところ、「支給されるスキー用具はその年に販売している新品のものです。ただ選べる範囲は決まっているので狭くなります。学校から引換券をもらって、大型スポーツ店など指定するお店でスキー用具をもらってお使いください。支援金ではなく、スキー用具の現物を給付するといったかたちをとっているだけですから、中古ではないですよ。」
な、なんというありがたいお話…!!感動。驚き。選べる範囲があるとは言え、所得が少ないシンママの私にはかなり衝撃的でした。
ただし次回は就学援助の対象にならない場合もある
とにかく最高。本当に神様ありがとう!という気持ちだった私ですが、最後に水を差されました。
「ただ、今回は就学援助の対象となりましたが、所得によっては、次回は援助の対象外となることもあるので、そこだけはご理解ください。」
そりゃそうですよね。来年も低所得とは限らないし、むしろ高所得者でいたいので、了解です。

とにかく感謝しかない!
就学援助のスキー用具支給は小学1年生と4年生、中学1年生の3回
就学援助のスキーの現物支給は、小学1年生、4年生、中学1年生の3回のみ。
頑張って大きめサイズを支給してもらい、小1~2、小4~5、中1~2と2年間ずつ使いたいところです。
就学援助のスキー用具は手袋も含めて全部で6点!
ところで就学援助のスキー用具って、スキー板とポール(ストック)だけじゃないんです。
なんと全部で6点もあります!
- スキー板
- ポール
- スキーブーツ
- ブーツを板に固定する金具
- 手袋
- スキーケース
さっきから言ってますが、感謝しかないといった感じ。南無南無。
学校から配布されるスキー用具の引換券はいつ配られる?どう使う?
スキー用具の引換券、いつ学校から配られるかなと心待ちにしている人も多いでしょう。
いつ、どんな風に配られるのか、そしてどう使えばいいのかを順番に説明します。
10月中旬に受給希望調査の紙が配布された
うちの小学校では、10月13日に「就学援助における体育実技用具の受給希望調査について」という紙が配られました。

この切り取り線から下にある、受給希望の有無に丸を付け、提出をすればひとまずOKです。
引換券は11月上旬~中旬に保護者が学校に取りに行く
てっきり引換券は子供が担任から受け取るものだと思っていましたが、金券代わりということもあり、親が学校に取りに行くようです。いつどこで受け取るのか日時が記載されているプリントが11月2日に届きました。

うちの学校では、プリントが配られた日から2週間くらいの間に取りにいかなければならないとのこと。しかも平日の16時40分までとなっているので、働いている人にはちょっとやっかいなスケジュール…。
引き換えは1月31日まで、市内のスポーツ店にて
実際に引換券を使うのは、市内のスポーツ店。うちの場合はスポーツデポと、アルペンアウトドアーズフラッグシップストアが対象でした。街中にあるわけではないので、車がない私には遠かったです。
学校で引き換え券をもらうときの注意点
学校に行って引換券をもらうときの注意点としては、印鑑を持参すること。シャチハタで構わないので、私は百均の印鑑を持って行きました。名前を書いて印鑑を押すだけで引替券をもらえたので、所要時間は5分程度でした。



いずれも2021~2022年モデルって書いてある~!
引換券をスキー用具に替えてわかった注意点
スポーツデポのスキーコーナーに行き、店員さんに引換券を見せたところ、「じゃあまずはスキー板から選んでもらいますね~。はい、ここからここまでの中から選んでください。」 と言って選択範囲を手で示してくれました。
スキー板は6種類くらいの中から、ポール(ストック)、金具、スキーケースは3種類の中から、スキー靴は1種類のみ、手袋だけはすべての中から選んでOKでした。もちろん手袋は一番高いもの(1,700円くらい)を選びました(←卑しさ全開)。




サイズが合うものが少ないので選択肢は狭い
もらえるだけかなりありがたいので文句は言えない立場ですが、決められた範囲の中から子供に合うサイズを見つけ出すとなると、3種類から選べるにしても「これしかないですね。」と言われることが多かった気がします。
また男の子向けデザイン、女の子向けデザインは各1つくらいしかないから、必然的にこれだろ…となることも。焦らないのであれば、取り寄せができるかもしれないので聞いてみるといいでしょう。
スキーはその日に持ち帰れないこともある
スキー用具は荷物が多いことを考えて、付き添いの人をお願いするときは要注意。 その日に持って帰れるとは限りません。
私はその日にスキーを持って帰れると思い込んでいたのですが、金具の取付に日数がかかると言われ、最短でも1週間後の引き渡しになると言われてしまいました…。

付き添いがいるなら、引き渡し日を前もって聞いておいたほうがよさそう。
結局のところスキー用具の現物給付でいくら得したかと言うと…
スキー用具にかかる費用は、私が小学生だった時代に比べるとだいぶ安くなってはいるようですが、それでもやはりすべて揃えると万単位でした。
私が今回揃えたスキー用具の定価は以下の通りです。
- スキー板 8,140円
- スキー金具 4,400円
- ポール(ストック)2,200円
- スキー靴 6,589円
- 手袋 1,749円
- スキーケース 2,189円 計25,267円
合計で25,267円。ただ実際は2点で10%オフなどがあり、23,134円でした。約2万3千円分のスキー用具を無料でもらえたというわけです。南無南無…!!
それにしても、スキーのポールよりも金具が高いとは知らなかった…。取付費用はかかりませんが、金具ってあなどれないですね。
引換券は早めにもらってすぐにスポーツ店に行くのがおすすめな理由
私は学校から引換券をもらえるという期間の2日目に行き、4日後の週末にはスポーツ店に行きましたが、それでもすでにサイズがないという商品が多数あったので、おそらく学校によって引換券を渡す期間に差があり、もっと早くに引き換えた人が多かったのではないかと思います。
早めに引換券をもらってすぐにスポーツ店に足を運んだほうが、選べるスキー用具が多そうです。
来年、対象となりそうな方は頭の片隅に入れておいてくださいね~!
ちなみに、スキーウエアのインナーには何を着せるべきか問題、キッズのスノーブーツ選びについては、以下の記事をチェックしてみてください☆彡